実際に刺すんですよね?
針って痛そうですよね・・・。
今日は、鍼治療のご経験が無いお客様の中でダントツ多いこちらの疑問についてお答えします。
少しでも鍼治療のことを分かって頂けたら大変うれしく思います。
針って実際に刺すの?
当「雅鍼灸院」では、刺す鍼と刺さない鍼の2種類をご準備しております。
プランによって使い分けておりますので
お気軽にお問い合わせください
鍼(針)治療は痛くないのか?
結論からお話しますと、多少の痛みは伴います。
しかし、注射のような「チクリ」とした痛みではありません。
針の治療では、特有の「ズーン」と響くような感覚がある場合が多いです。
この感覚は受けてみないと分からないことが多いです。
得意不得意はありますので、一概に「痛くない」と言い切ることはできません。
痛みには個人差があります。と言った表現が適切ではないかと考えています。
どうして鍼の痛みがないの?
理由1:針が細いから
裁縫用の針とは違い、施術で使用する鍼は特別細いものを使用します。
「髪の毛ぐらいの細さ」と言うと細さが伝わるかと思います。
理由2:神経の太さの特徴で、痛みを緩和させるから
鍼の痛み<触れられている感覚
押し手(鍼を持って支える手)を使い、鍼を刺す際の痛みを緩和させます。
仕組みとしては、感覚神経の太さが関係しています。
痛みが脳に伝わる神経線維は温痛覚といい細い神経で伝わります。
針を刺す際に、痛みは温痛覚を通って脳へと伝わります。
その際、押し手で触れることで、触圧覚の太い神経の方が優先的に脳へ伝わります。
これにより、鍼の痛みを感じる事が少なくなります。
この事によって、痛みより先に触られているという感覚が脳に伝わり、痛みを感じにくくしています。
子供のころにお母さんから「痛いの痛いの飛んでいけー」と痛い箇所を擦られて痛みが軽減したことがないですか?あれも同じ理由で脳に痛みより先に触られている感覚が伝わっているからなんですよ!